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Vol.02 ラジエターの独り言
   
 

ワタシはラジエター、エンジンを冷やす役割を果たしております。
エンジンで熱せられた水はワタシを通過することで冷やされ、
またエンジンの熱を下げに回っていきます。
本来ワタシはクルマの正面、すなわちグリル裏に付いてなければ
いけないのですが、これまたミニの構造上、正面から見て横に付いています。
本来の正面位置であれば、走行と同時に風を取り込めるので冷却効果が期待できますが、
横向きに付いているとどうしても風の通りが悪くなってしまうのです。
これを解決するために、電動ファンのお世話になります(ミニ1000の場合はオプション)。
『ラストミニ』 はミニ最終進化版として、生まれて40年たってやっとラジエターが正面にきました♪
ですがほとんどのミニが先月のディストリビューターと同じく構造上の難点に悩まされている訳です。

ここでオーバーヒートの仕組みを簡単に説明します。
ミニのエンジンは鉄の塊です。
このエンジン内部のオーバーヒートの主役はピストンとブロックです。
この両者は驚くほど精密な隙間(クリアランス)を保って動いている部品です。
昔風に言うと『唇歯の交わり』、唇と歯のような物です(ちょっと違うな…)。
ガソリンの爆発をロスなくタイヤに伝えるために、
ピストンとブロックの隙間は極限まで狭められております。
もちろんピストンとブロックが隙間なく接していれば爆発の力は逃げることなく
伝えられる訳なんですが、鉄と鉄が擦れあっていては傷も付きますし、
一分間に何千回転も回す事はできません。
かといって隙間が大きければガソリンの爆発力がピストンに伝わりません。
ピストンリングを介して、絶妙な隙間が保たれているわけです。

こんな隙間を保っているピストンとブロックは自身の発熱によりに熱膨張していきます。
エンジンは水を回すことで膨張しないような適正温度で保たれていますが、
もし水温が上がりすぎて、ピストン、ブロックの膨張が始まると…
先ほどまで保たれていたクリアランスは埋まってしまい、
いずれは鉄と鉄が擦れあい、エンジンの出力を奪ってしまいます。
こうした現象を『オーバーヒート』と言います。
オーバーヒートの状態を続ければ、エンジンは傷が入ってしまい非常に高価な修理を要します。
『水温が上がってきたな…』、『これってオーバーヒートかな!?』
と思った時は、症状が軽いうちに無理せず停車してください。
走行を止める事でエンジンの負担も減り、水温も下がり出します。
この時に注意!!!!! 走行を止めた時に、エンジンを切らないで下さい。
『エンジンを切らないと水温が下がらない』と言われれば確かにそうなんですが、
エンジンを切って水温が下がるのを待つより、停車してエンジンの
冷却機能を生かしたほうが水温が下がるのです♪
この時はボンネットも開けて、エアコンも切ってあげて下さい。

 

グレー :ブロック   オレンジ :ピストン   白矢印 :ピストンの動き
A(正常な状態):ピストンとブロックの間に適正なクリアランスがある。
B(オーバーヒート):ピストンとブロックの間が熱膨張により埋まってしまう。
            ピストンの動きはいずれ止まってしまう。

 

このような恐ろしい?オーバーヒートを未然に防ぐ、ここが大切です。
やっとワタシ(ラジエター)の出番が回ってきました!
ワタシはワタシを通過する水たちを外気を通して冷やします。
冷やす、というより正確には『放熱』します。
ワタシの中は、限られた面積で効率よく風を当てる構造を
していましてこの構造部分を『コア』と言います。
ミニは標準で2コアですが、テムズでも販売している
『4コア』ラジエターとは標準から比べて2倍風が当たる作りになっています♪
水達はエンジンから熱を奪い、ワタシ(ラジエター)の中で放熱して、
またエンジンの熱を奪う…これを繰り返しているのです。

『水』、これもまた重要です。
先程の説明の通り、エンジンは鉄で出来ています。
そこに絶えず水を回すという事は…?
そうなんです、『錆(さび)』が発生してしまうんです…(i△i)
サビ発生する事ででラジエターの効率も落ちます。
この錆を防ぐ役割を果たすのが『クーラント』です♪
クーラントにはこれ以外にも、水温を上げない役割ですとか、
泡立ち(エンジンを高回転で回すことにより水が泡立ってしまい
冷却効果が無くなる)を抑える役割など色々あるものがあります。
クーラントには青や緑といった色が付いており、
漏れが瞬時に分かるようになっています。
なのでクーラントを足すときは、
自分のクーラントは何色???
か確認してから購入して下さい。
年に一度は交換もしてあげて下さい。
交換することでエンジンの錆も落とせます。
それとクーラントには強い毒性があります。
取扱いは要注意、処理も必ずキチンと行って下さい♪

それではこの辺で、ワタシの独り言をまとめましょう。
水まわりでチェックすべき部品を並べました。
夏休みは高速に乗って、エアコン付けて快適ドライブ♪
を目指す方は、参考にして下さい!
ご自分で交換できなくても、持っているだけで
ロードサービスの方や最寄りの工場の方ににお願いできる
場合がありますので(あくまでできるかもしれないという事)
ひととおり揃えておけば安心です!

   
 
 

●水周りリフレッシュ交換パーツリスト

 1.ラジエターキャップ (◎)
2.ベルト (◎)
3.アッパーホース (◎)
4.ロアーホース (◎)
5.サーモスタット
6.バイパスホース
7.サーモスタットガスケット (◎)
8.電動ファンスイッチ
9.電動ファンスイッチパッキン
10.ラジエターアッパーブラケットブッシュ
11.ウォーターポンプ
12.ファンブレード
13.クーラント

  ◎印は携帯をおすすめします。
お客様のミニによっては使用しない部品がある場合がございます。
詳しくはお問い合わせ下さい。

   
 
  ちなみに『何故エアコン付けると水温上がる?』のか、
それはエアコンがエンジンにかける負担になるからです。
エアコンを動かすために装着するコンプレッサー、
これがミニのエンジンにはちと重いんです。
同じスピードを出したとしたら、エアコンを付けている方が遥かに負担なのです。
ですからエンジンは頑張って動こうとします。当然発熱も増えます。
余計に発熱した分を処理できればいいんですけど、
処理しきれないので水温が上昇するんです。
『う〜ん、ヤヴァイなぁ…』と思ったときは、まずはエアコンから切りましょう!

※部品の取り付けは”オウンリスク”でお願い致します!
エンジンは熱を持つため作業をする場合は注意してください!
特に走行した後にラジエターキャップを外す場合、
慣れていない方は絶対に外さないで下さい!
 
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